住宅のお取引前に建物のコンディションを把握し、
必要に応じた保険や保証をすることで安心してお取引いただくための制度です。
建物の状態を把握し安心してお取引いただけるように、
専門の講習を修了した建築士が屋根や外壁、室内の壁、天井の雨漏りなどの状態を
目視、触診、打診、計測などの方法で調査いたします。
これにより、建物の不備や欠陥をめぐった、
物件売却あるいは購入後のトラブルを防止できます。
- 建物の状況調査は誰が実施するの?
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既存住宅状況調査技術者講習※1を修了した建築士が、既存住宅状況調査方法基準に※2に従って行います。
- 住宅診断の主な調査項目は?
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主な調査項目は以下のとおり、調査は目視・計測・書類等により行います。
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- 木造(在来軸組工法)の戸建住宅の例
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2階建ての場合の骨組
(小屋組、軸組、床組)等の構成
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- 鉄筋コンクリート造(壁式工法)の共同住宅の例
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2階建ての場合の骨組
(壁、床組)等の構成
- 実際の調査実施のイメージ
(戸建住宅の場合) -
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1
基礎のコンクリート部分のクラック等を確認(幅0.5mm以上のひび割れ等)
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2
外壁サイディング、サッシ廻りのシーリング材を確認(破断、欠損等)
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3
屋根や軒裏を見える範囲で確認(破損、雨漏り跡等)
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4
バルコニーの状況を確認(防水層の劣化状況等)
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5
室内の壁、天井等の雨漏り跡を確認
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6
1階床下点検口、各階天井点検口内の確認(基礎コンクリートや土台の状態、小屋組の雨漏り跡等)
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7
各居室の床、柱等で著しい傾斜の有無を確認(6/1,000 以上の勾配)
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8
各水栓より水やお湯を流し、給水管、給湯管、排水管に水漏れ、詰り、逆流、あふれが無いか確認
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一般的な名称を「既存住宅売買瑕疵保険」といいます。
瑕疵保険とは、万が一中古住宅の引き渡しを受けた建物の保険対象部分に
不具合(瑕疵)が見つかった場合に、その補修費用を補償する保険※です。
買主さまだけでなく売主さまにとっても、検査とセットになった「既存住宅売買瑕疵保険」は
売却をご希望の中古住宅に対する消費者の信頼性を高めるものであり、その付加価値向上にもつながります。
「既存住宅売買瑕疵保険」は売主さま、買主さま双方にとってメリットの大きい保険制度です。
- 「家を売りたい!」売主さまのメリット
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メリット1
検査結果を提示することで、買主に安心してもらえます。
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メリット2
建物の検査に合格すると『保証付き住宅』として売ることができます。
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メリット3
『瑕疵保険付き』であれば、各種税制優遇の適用可能物件となるため
住宅の付加価値がUPし、価格交渉の強い味方となることが期待できます。
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- 「家を買いたい!」買主さまのメリット
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メリット1
瑕疵保険には建築士による建物の検査があり、
建物の状況を把握した上で、購入を検討できます。 -
メリット2
万が一、防水部分等の瑕疵が見つかっても
瑕疵保険による補償があり、安心できます。 -
メリット3
築20年を超えている物件でも瑕疵保険が付いた物件であれば
住宅ローン減税の適用が可能です※。
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